気になる！みんなの通勤時間は？

自分の通勤時間が長いのか短いのかを参考にするためにはやはりみんなの通勤時間を比較対象にするのが最もわかりやすいと思います。そこで、みんなはどれくらいの時間を通勤時間に割いているのかを紹介します。

首都圏のビジネスパーソン

首都圏のビジネスパーソン400名近くにアンケート調査を行った結果として、自宅から職場までの通勤時間に最も多くの人が回答した通勤時間は51分から60分だそうです。そして次に多かったのが21分から30分という回答で、平均は約45分を通勤時間にしているということがわかっています。また、全体の約20％は通勤時間が1時間以上かかるということもこのアンケートからわかっています。
そして同時にアンケート調査していた通勤時間の理想は、21分から30分が最も多くの回答を集めたそうです。他の回答と合わせた理想の通勤時間の平均は約25分となっており、実際の通勤時間は約45分が平均なので、20分という理想とのギャップが生じているのが現状のようです。

男女の差

看護師として次に気になるのは、やはり男女の差だと思います。多くの看護師は女性というのが現状ですので、男女別で平均時間を紹介します。結果から言えば男性は52分通勤に時間をかけており、女性は39分で約13分も短いことがわかっています。最も多い時間帯は、男性で51分から60分で、女性は21分から30分の回答となっています。理想の通勤時間の調査では男性は約28分を理想の通勤時間と考えており、女性は約23分が理想の通勤時間と考えているため、女性のほうが比較的実際の通勤時間も理想としている通勤時間も短いという結果になっています。
今回のアンケートから同時にわかったことは、女性は男性よりも職場に近いところに住んでいるということです。未婚者の場合は女性のほうが朝の準備に時間がかかったりすること、そして夜は防犯のことも考えてより早く帰宅することを求めている傾向からこの結果になっていると言えそうです。また、既婚者の場合でも共働きの家庭では女性が家事と子育てを兼任する割合が高いので、帰宅しなければならない時間などに限界があることが多いです。そのため、既婚者の女性は通勤時間を優先的に考えているケースが多いというのも理由のひとつになりそうです。
これらの結果から、女性が多い看護師の通勤時間を考えると、通勤の平均時間はおよそ39分ですので、40分以上の時間を通勤時間に割いている人は通勤時間が比較的長いということが言えます。